場所 : アメリカ自治領北マリアナ諸島/サイパン
期間 : 2004年10月31日〜11月2日
去年の初海外旅行を一人で何とかこなした事で、調子に乗ってみました。
また、一人旅へ。今度の行き先はサイパン。
候補はいろいろあったけど、予算的に一番お手頃なサイパンに決定。
ただ、ラスベガスのように無料で楽しめるものは何一つないので、結局お金がかかったけど。(泣)
それにしても相当田舎です。
そして片言の日本語が飛び交っているので、何とも怪しい雰囲気満載。(こんな事言うと失礼だけど)
楽にコミュニケーションがとれたから助かったけど、やっぱり英語は必要だと痛感。
でも、去年よりヒアリングが気持ち、上達してるかも。
ちなみに、タイトルのキャラクターは、マリアナ政府公認の「サイパンだ!」だそうです。
思いっきり日本人向けじゃん。
成田空港出発ロビーにて。
出発日の関東地方は雨で、結構寒かったのを覚えてる。
これから常夏の島へ行くのに厚着しなくてはいけないので大変。
飛行機が離陸したのは10時40分頃でしたが、2時間前までに成田集合する為に自宅は5時半過ぎ出発です。
ちなみに今回、飛行機の座席は前後左右すべて外国人でちょっとびびってました。
今回泊まったホテルからの眺め。
全室オーシャンビューだそうです。
カードキーは今流行の非接触型。
お財布に鍵を入れっぱなしでもドアが開きます。
到着日にやる事を何も考えていなかったので、ホテルの前の海岸を散歩。
海がきれいでびっくりです。
右の写真は、膝以上の水深があるところで撮影。
微妙に雲が邪魔しているけど、いい感じの夕日です。
見ているだけで安らぎます。
サイパンの中でもっとも海がきれいなマニャガハ島。
ラッキーな事に海が穏やかだったので、写真のようにきれいな水色になるそうです。
これでも水深10m以上あるらしい。
スキューバダイビングのライセンスを取得したらまた来るぞ!
こんな海で潜れたら最高だ!
なんとなんと!第二次世界大戦の戦場でもあったサイパンではB29が海に落ちてます。(左下が機首)
今は平和な島だけど、半世紀ちょっと前は大変なところだったんだなと改めて思いました。
このガイドさん、片言の日本語(とはいっても相当上手)で客を楽しませてくれます。
「世界に一つだけの花」を熱唱しつつ、しっかりとガイドもこなす、すごい人。
巨大お土産屋のDFSギャラリア店内にある、ハードロックカフェ。
名前の通り、いろんなロック歌手ゆかりの物・衣装・レコードなどが展示されていました。
なぜ車が飾られているのかは意味不明。
※DFS:Duty Free Shop(免税店)
サイパン島内は至る所に日本語があふれています。
英語が読めて話せた方がより充実した時間を過ごせるとは思うけど、片言(中学1年程度)の英語でも十分通用します。
※サービスチャージが会計に含まれているときは、店員にチップを払う必要はありません。
サイパンで最も栄えている地区、ガラパン。
中心から50mも歩けばこのような何もない道が続いています。
一応メインストリートらしいが・・・。
どういう訳か、午後になると急に交通量が増えるのが不思議。
裏路地に入ったところ。
もはや説明不要なくらい田舎です。
ブラブラと観光しても、ラスベガスのようにどこでも楽しめる訳じゃないのが残念。
ホテルの前の海岸を散歩。
とりあえず写っておこうと思い、自ら撮影してみました。
後ろの船はアメリカ海軍です。
やっぱり赤道に近づいているだけあって、日差しは強烈。
じりじりと焼かれていく感覚が味わえます。
正午頃に海で泳いでいる人のほとんどが、日焼けで真っ赤になってました。
皮膚科は大繁盛だな。
地元の人が買い物をするものすご〜く普通のお店。
日本で言えば、ヨーカドー・ダイエーの様な感じ。
水とかお菓子などはホテルのコンビニで買うよりかなり安いので、ここで購入。
っと、その店内には日本物がたくさん。
カラームチョ・かっぱえびせん・ソフトサラダ・ボンカレー・カップヌードル等々。
輸送費分値段が高めです。写真のカラムーチョは$1.99=\210
500mlの旨茶に至っては、$2.39=\253
($1=\106で計算)
ホテル内にも日本語が。
明らかに日本製の消化器表示。
っていうか、日本で普通においてあるやつと同じ。
まぁ、泊まったホテルは元々日系企業だし。
さて、いよいよスカイダイビングのお時間がやって参りました。
この時、高度14,000ft(=4267.2m)です。
非日常的な高度にいて”あり得ない”という気持ちと、プロと繋がって落ちていく安心感から、全く恐怖感はありません。
「うわぁ〜、すごいいい景色!雲があんなに下にある!」くらいの気持ちです。
元々高いところは平気だし、絶叫系マシン大好き人間という事が最大のポイントだけどね。
フリーフォールの真っ最中。
本当にあっという間だったけど、ダイブした瞬間の感動は忘れられません。
落ちているという感覚より、下から風が吹き上げている感覚で、これまた恐怖は全くなし。
気分爽快の一言。
事前の説明によればフリーフォール中は200km/hの早さで落ちているらしい。
途中パラシュートが開いて約5分強の空中遊泳をし、着陸。
達成証明書が授与されます。
帰国日の朝はスコールが降って虹が出た。
チョット得した気分。
サイパンで有名なダイビングスポットの一つ。
崖の内側から外界に繋がる海中洞窟があり、光の入り具合ですごく幻想的な世界が広がっているとの事。
こちらもスキューバライセンス取ったら来るぞ!
※グロット=洞窟
真っ青な太平洋に切り立った絶壁。
戦争の悲劇を物語るような壮絶な景観のバンザイクリフは、サイパン最北端のマッピロードの終点にあります。
第2次世界大戦の末期に、アメリカ兵に追い詰められて逃げ場を失った日本兵や民間人が、「バンザイ」と叫びながら海に身を投げたことから、バンザイクリフという名前がつきました。
※ガイドブックそのまま抜粋
午後は日本に帰るだけ。
が、イミグレーションは長蛇の列。
出国後はフライトまで1時間半待ち。
バゲージクレームでは荷物が出てこない。
等々、純粋な移動時間以上に待ち時間があって疲れた。
※税関は撮影禁止らしいけど、バゲージクレームはまぁいいかって感じで撮影。
成田エクスプレスに乗っていざ帰宅。
新宿までこれで移動するわけだが、移動距離96.9k、運賃\3,100也。
遠すぎ&高すぎ。
今回の旅は激安旅行のつもりでサイパンにしたけど、結構浪費したなぁ。
自分の足で歩いて見に行ける場所がない田舎だけに、ラスベガス以上の出費。(ツアー料金除く)
また、事前に収集した情報では「出稼ぎにきているフィリピン人の態度が最悪」と言うのが非常に多かったので、気をつけて観察してみたらまさにその通り。
フィリピン人スタッフの接客態度が悪すぎ。都知事の言葉を「民度が低い」がまさにピッタリ。
その反面、現地人や日本人スタッフはすごく好感の持てる接客で非常に気持ちが良い。
夜の繁華街を歩いていると、「オニサン、オニサン。マッサージドウ?」や、「シャチョサン、シャショサン。イルダケタダ!」とか話しかけてくるウザイ女が多数寄ってくる。
もちろん全てシカト。
観光地のイメージダウンに繋がるので何とかした方が良いのだろうけど、人件費の問題や買春するアホがいるせいで仕方ないのだろうなと勝手に納得。
今回の旅で最大の目的「スカイダイビング」が予想以上に大満足だったので、すべて良しとしよう。
あと、帰りの飛行機NW75便では、日本公開が2005年2月の映画「ステップフォード・ワイフ」が上映。
もちろん日本語吹き替え版音声ありで、メチャクチャ得した気分♪
なんだかんだで今回も良い旅でした。
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