Hi Seoul Festival
場所 : 大韓民国/ソウル
期間 : 2005年4月27日〜5月1日


職場の韓国人Jさんと、「ゴールデンウィークどこか行こうか?」という話を4月2週に入ってから始めた。
が、ツアーはどこも満席。
最終手段としてJさんと一緒に韓国へ。。。しか選択肢がない!
反日の影響で爆安(25,000円)ということもあり、早速ネットで航空券を購入。
わずか5日前。
ってことで、4泊5日のソウル旅行に行ってきました。



7eleven 「ここは日本か!」と思わず言ってしまうほどビックリ!
韓国でも「セブン♪イレブン♪いい気分♪」とCMをやっているのだろうか?

空港リムジンバス バスはかなりアグレッシブな運転です。
前後左右に揺れる揺れる。
クラクションも鳴らしまくりで、旅人がレンタカーで運転するのは絶対無理だと思った。

1日目夕食 韓国は食べ物に関する値段が非常に安い。
っていうより、キムチやサンチュなどのサイドメニューは無料!
5,000ウォン(約500円)あれば、満腹です。

地図 一緒に行ったJさんはプサン出身の人なので、ソウルをあまり知らないらしい。
ってことで、至る所の地図を見ながら探検!

ソウルタワー1 何かの遺跡らしい所へ進入を試みるE.T.
もちろん扉は開きませんでした。
本当はソウルタワーに上ろうとタクシーを使って来たけど、工事中でお休みでした。
ちなみにタクシーの初乗り料金は1600ウォン(160円)と格安。

ソウルタワー2 仕方がないので周辺を散歩していると、カップルだらけ。。。
こんな夜景を見られる場所だもん、まぁどこの国でも同じか。

明洞にて 皆さんもどこかで見たことがあるはず。
そう、スロット北斗の拳です。
このほかにも、ゲーセンに頭文字D(英語版)があったり、ガソリンスタンドでファブリーズ(日本語版)がもらえたりします。
言葉さえわかれば、生活感覚はほとんど変わらないかも。

明洞にて2 明洞にて。
ガイドブックには、「韓国の”渋谷”」と載っていました。
確かに渋谷のセンター街や、原宿の竹下通りな感じです。

おじさんの家 1〜2泊目はJさんの親戚の家に泊めてもらいました。
部屋が広い広い。テレビ(プラズマ)がデカイデカイ。そしてすさまじい数の高層マンション。
18階の部屋でこの広さ(写真は一部分)だから、さぞかしお金持ちだと思ったら、「これで標準」だそうです。
日本とはお金をかけるところが微妙に違うらしい。

2日目朝食 朝からキムチチゲ&ビビンバ。
安いし美味しいし、大満足。
これで5,000ウォン位。
旅行会社のツアーでは絶対に立ち寄らない庶民的なお店です。
(ツアーで行く店は、旅行会社が店からお金をもらっているので、その分値段が高いらしい)

旅の前半に拠点となった「高速バスターミナル」
Jさんのおじさんがここで勤務しています。

景福宮(キョンボッグン)に入る前の、光化門ありにて。
兵士は本当の人間です。この日は30℃位まで気温が上がっていたので、バイトの人はさぞかし大変だろうなぁと。
なんせ、微動だにせず、ず〜っと立ちっぱなし。

〈参考〉壬辰の乱(1592年)で焼かれた後、1867年景福宮の再建と共に再び建てられたが、韓国戦争でも焼けてしまい、1968年に復元された。

玉座だそうです。
いすの後ろの絵画がポイントらしい。

慶会楼:重要な宴会や外国からの使節を接待するときに使われた所である。
1592年文禄・慶長の役、消失されたのを高宗4年(1867年)に立て直したものである。
挑戦時代を代表する楼閣で、48本の重たい石柱が水平を保ち、朝鮮時代の優れた建築技術が窺える。

地下鉄内にて。
雰囲気が日本と変わらない、っと思いきや、走行中(駅じゃない本当のトンネルの中〉でも携帯電話が使用可能です。
韓国は本当に電波のカバー率が広いみたい。
(日本の場合、その街の役所・役場に電波があれば、そこの人口をカバーしたと公表するらしい(DoCoMo社員談))
電車も安い。初の料金800ウォン。もちろんT-moneyという日本のSuicaみたいなカードもあります。

昌徳宮(チャンドックン)をバックに1枚。
これでまた一つ、世界遺産制覇です。
厳重な管理がなされているのか、ガイドツアーがないと入場できません。
〈参考〉王室の離宮として1405年に建造され、270年にわたって政務に利用された。

この日は本当に暑い。
韓国はジュースも安い。
ポカリスエット700ウォン(70円)也。

「この世界遺産とヨン様グッズの関連がわかりません!」と思わずつっこみたくなるお土産屋。
反日感情高まる反面、韓流ブームもすごいようです。

2日目最後は、韓国民俗村(ハングッミンソッチョン)へ。閉まる1時間前に駆け込み入場。
韓国の伝統文化や生活様式などが凝縮されたテーマパーク。
本当に動物も飼っていて、田舎のあのニオイも手伝って、どこか懐かしい風景でした。

板をシーソーのようにして高く飛び上がる板飛び。
本当はチャンとした衣装を着て演技をするらしいけど、閉園直前(というか既に過ぎていた)だったので、練習しているところを見学していました。

また1つ世界遺産を制覇!水原(スウォン)の華城です。
街をぐる〜っと囲んでいる城壁は、1周5.7km。
が、世界遺産も地元住民にとってはただのランニングコースでした。

2日目の夜は、Jさんのおばさんにおごってもらいました♪
言葉が通じないながらも、身振り手振り・単語レベルでジョークを交わせるくらいに進歩したぜ!
ちなみに、韓国のビールは「冷えていて飲み時!」というのを、バーコードの上の青いマークで知らせてくれる。
日本もこういうことやればいいのに。

3日目はJさんの先輩に連れられて、急遽「冬ソナロケ地ツアー」!
ってことで、先輩の家へ。「えっ?日本ですかここは?」

って事で、ナミ島へ潜入。
元々遊園地・公園のような感じで、ウサギとかダチョウとか放し飼いにされていました。

日本でもニュースになった銅像。(似てない!と報道された後にできた、きちんとしたほう〉
二人の間を割って撮影。
周りの人たちにかなり注目されてしまった。。。

説明不要。
例の並木道です。

ダチョウはかっぱえびせんが好物なようです。
人になれているのか、かなり大人しかったので調子に乗ってみた。

Jさんと別れた4日目。
とりあえずサウナでも行こうかと思って明洞(ミョンドン)をうろつく。
「あの〜」って感じだ。
で、サウナだけって言うのも芸がないので、垢すり・マッサージも体験。
明洞汗蒸幕(ミョンドンハンジュンマク)で基本コース(56,000ウォン)をやってみた。
やばいくらい気持ちいい&終わった後の肌のスベスベ感がすごい。
かなりオススメです。
後で調べたら、結構日本のテレビ番組(バラエティ)で取り上げられる店らしい。
機会があったらまた行ってみたい。

とどめの世界遺産、宗廟(チョンミョ)。
翌日何かイベントがあったらしく、慌ただしかった。
〈参考〉朝鮮王朝の歴大王と王妃を祀った霊廟。
1395年に完成したが文禄の役で焼失、1680年代に再建された。
儒教色の強い建築様式の正殿、望廟楼が有名。

道路はさんで隣の公園が、昌慶宮(チャンギョングン)。
こうやってみてみると、韓国の建物って派手なのが多いなぁ。

2002年の日韓ワールドカップでサポーターが集結した事で有名(らしい)ソウル市庁舎。
この日はなにやらイベントが行われるようで、テレビカメラとかステージとか準備がすごかった。
と思ったら、Hi Seoul Festival 2005というソウル市あげてのお祭りがあるとのことで、テントで配っていたパンフレットをもらいました。
で、実行委員らしい女子大生達に「この祭りってどんなことやってるの?」と素で日本語を話したら、かなり困った顔をされてしまった。。。
お互い片言の英語でまぁ、なんとか会話(?)して終了。

っと言うことで、夜にまた訪れました。
韓国のスーパースター、チョー・ヨンピルのコンサートをやっていて、ソウル市庁駅の出口は封鎖、警官隊・救急車出動の大騒ぎ。
言葉がわからなかったけど、とりあえず盛り上がってきました。

コンサート後は花火が打ち上げられ、みんな見入っていました。

3〜4泊した旅館。
かなり怪しい雰囲気満載の裏路地。

宿も1泊20,000ウォンと激安。
でも、オーナーは日本語できるし、ネットで調査ではかなり高評価の宿でした。
他の宿泊客の話も聞けて、普通のホテルに泊まるより面白い経験ができた。

5日目、空港に向かう直前にどこからともなく大名行列らしきものが。
片側5車線の道路を占有して進行していました。

ついに帰国が迫ります。
仁川(イチョン〉国際空港は2001年に完成したばかりの空港で、かなりキレイ。
そしてとてつもなく広い。
アシアナ航空のカウンター探すのに30分近くかかった。

で、その国際空港内のレストランで、「あなた2ちゃんねらーですか?」とつっこみたくなる文字発見。
「びびそば」って何?
間違いを指摘したかったけど、英語でなんて言うかわからなかったのでスルーしますた。



出発直前に決めた旅行だったけど、いろんな人の助けを借りることができて有意義な旅になりました。
むしろ旅と言うより、そのまま生活できそう、馴染めそうな感覚さえ覚えるほど。
隣の国なんだし、日常会話位はできた方が良いかもしれません。

心配した反日感情についてですが、基本的にそのような雰囲気はなかったです。
「日本政府は嫌いだけど、日本人(一般市民)が嫌いなわけではない」と言う意見の人、
「政治問題と生活は別問題。実際日本人観光客を無視して仕事はできない。」というタクシーの運転手、
「っていうか、あまり興味なし」という人。様々です。 ただ、極一部に反日感情むき出しのバカがいるのも事実です。
マスコミはそこだけを誇張して報道するので、日本人の韓国に対する感情も悪くなるんだと思います。
(日本にだって「天皇万歳!大日本帝国万歳!」と街宣車で言っている方達がいるのと同じ)
でも、E.T.が一人の時に、地下鉄で”たぶん”絡まれていたと思う。
怪しげなオッサンが、すごい剣幕でこっちを見て何か言ってました。
乗って何駅か過ぎてから「あっ、なんか言っているのかな?もしかして反日?」と感じ始め、様子をうかがうと、周りもシーン。
「でも何言っているのかわからないし、次の駅で降りるからいいや〜」と完全無視。
さすが都会にはいろんな人がいるようです。

あと、ソウルの地下鉄は外人でも非常に乗りやすいです。
案内も、駅名がハングル・漢字・英語・駅番号で表記され、車内放送もハングルと英語でしてくれるのでわかりやすい。
乗換駅ではウグイスが鳴いたり、クラシックが流れて本当に親切。 ガイドブックなどの路線図を持っていれば完璧です。
車内放送がネットで落ちていたので、参考までに聞いてみて!「次は東大門(トンデムン)駅:267KB」

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